ゲーム実況といえば、リアルタイムで配信する”生配信” ですが、動画配信を行う条件によっては、大きなリスクを背負いかねません。
今回は、そのリスクとは何か?個人レベルでも対策出来ることについて、説明します。
動画配信に潜むリスク
あらめまして、生配信での大きなリスクとは何でしょう。それを怠るとどうなるのでしょうか?
個人情報の流出
配信画面、設定画面等で名前、住所、クレジットカード番号、パスワードなどの個人情報など、他人に知られたくないものが画面に映り込んでしまうケースです。
【結果】
クレジットカードが勝手に使われた。自宅周辺で不審者を見かけるようになったり、SNSなどに自分の個人情報が掲載されるなど、ご自身、財産等の被害に発展していくことにもなりかねません。
暴力、差別的な発言
社会生活において、一般的に言われている暴力、差別発言を発言してしまうケースです。特に冷静な判断ができない、興奮している時などに、発生しやすいと思います。
【結果】
配信ガイドラインにも記載されますが、基本的に公序良俗に反する行為です。一般社会的に悪影響と判断されてしまった場合、今後の人生にも影響するかもしれません。
配信禁止行為
基本的に配信サイト、ゲームメーカー等で定められている、配信ガイドライン禁止に違反する行為です。例えば、配信NGシーン、BGM等が著作権侵害しているケースです。
【結果】
概ね、配信サイトからの警告があるかと思われますが、違反行為の程度で、配信アカウントの削除、場合によっては、訴えられる可能性もあります。
配信機器トラブル
配信開始時に音声がでない、配信途中で、映像が固まる等の配信トラブルになるケースです。
【結果】
発生する場面は、誤設定、機器導入時、ソフトウェア更新時が考えられます。映像が見切れている、カクつく、音声が聞こえないなど程度によっては、一般的には不快だと認識され、視聴してもらえなくなる要因を、わざわざ作り出すことになりかねません。
リスク対策をしましょう
生配信では、事前準備がとても重要となります。配信が始まると、できる事は限られ、なんといってもやり直しは出来ません。
もし、リアルタイム配信が不慣れということでであれば、あるほど、準備確認は、念入りに行いましょう。
まずは、自身の機材構成、各機器の役割について、把握することが重要です。
なぜなら、配信機材、仕組みをある程度理解できていれば、どの個所で問題が発生しているのか、要因を素早くつきとめることも可能です。
その上で、生配信の様々なトラブル対するリスク対策を考えていきます。
リスク対策例
・配信中に設定変更ができるようにする
・配信中の状態確認ができるようにする
・ミュート機能付きマイクで即時音声オフ
・即時配信中断ができるようにしておく
・非公開設定でライブ配信確認しておく
リスク対策含む生配信の流れ
生配信のリスク対策は、どこで準備、運用するのか、流れのイメージを説明します。但し、あくまでイメージを掴むためのもので、100%対策できるものではありません。
1 押しボタンミュート付きマイク準備
2 配信アプリで配信中断設定行う
3 余計なものは画面から消しておく
4 非公開設定で配信確認行う
5 生配信開始
問題発生→配信中断、音声オフ
6 生配信終了
7 配信が終了しているか確認
8 配信サイトで問題がないか確認
まとめ
今回は、生配信のリスクとその対策について説明しました。とにかく、事前に準備することが大切です。機材、設定、そして配信内容も。
想定外のことが発生したらどのような対応をとるのか、あらかじめ決めておきましょう。