エスカレーターの歩行は禁止

生活

エスカレーターで歩いてませんか?よく見るとほとんどの場所で注意喚起があるんですよね。

エスカレーターでの歩行については、ここ数年で「マナー」から「明確なルール(条例・禁止)」へと大きくフェーズが変わってきているようです。

関東は、左側に立ち、右側をあけ、関西は、右側に立ち、左側をあけているのが、よく見うけられます。

このあたり違いも有名ですが、現在はどちらの地域も鉄道会社(JRやメトロなど)は、エスカレーターは、歩かず立ち止まろうを呼びかけています。

条例による「歩行禁止」義務化

現在、一部の自治体ではエスカレーターでの歩行を禁止する条例が施行されています。

• 埼玉県(2021年施行)では、全国で初めて「立ち止まった状態で利用しなければならない」と義務付けました。

• 名古屋市(2023年施行)では、右側・左側を問わず、立ち止まって利用することを義務付けています。

違反するとどうなるのでしょうか。

これらの条例には、現在のところ罰則(罰金や逮捕など)はありません。

あくまで「努力義務」に近い形ですが、自治体や鉄道会社が強く指導・啓発できる根拠となっています。

利用施設のルール

JRなどの鉄道各社やエレベーター協会などのメーカー団体は、一貫して歩行禁止を公式ルールとして掲げています。

• 安全性面では、駆け上がり・駆け下りによる衝突事故や、転倒に巻き込まれる二次被害を防ぐため。

• 輸送効率の面では、全員が2列で止まって乗ったほうが、片側をあけるよりも一度に運べる人数が多く、結果的に混雑が早く解消されるというデータがあります。

• 構造上の理由として、そもそも歩行(衝撃)を想定し設計ではないため、故障の原因になります。

追い越し車線の勘違い

長年の「急ぐ人のために片側をあける」というマナーが定着しすぎていると思います。

ルール、マナーを変えようとしている今でも、止まっていると後ろからプレッシャーを感じるケースは少なくありません。

しかし、例えば、以下のような方々にとって「片側あけ」は死活問題だと考えてみましょう。

• 身体の麻痺などで、決まった側の手すりしか掴めない方

• 視覚障害のある方

• 幼い子供を連れている方

こうした方々が安心して乗れるよう、現在は、片側は追い越し車線ではなく、2列で立ち止まることが、正解とされているようです。

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